言わずと知れた「ゴメンナサイ」だが、これが最近のフランスの流行語に
なっているようだ。
21日のLes Grosses Tetes でフィリップ・ブヴァールが、「私がしばしば
話の腰を折ってゴメンナサイ」 「まじめに話しているのにすぐ茶化してゴメ
ンナサイ」、などと言っていたが、結局はそう言って茶化しているのだから
この人の軽妙さにはどこまで行っても笑いが止まらない。
なぜ Pardon が流行っているかは、御存知のように、セゴレーヌ・ロワ
イヤルの一件だ。
以前ニコラ・サルコジがセネガルで語った言葉が、かなり無礼だったこと
から、そのことを捕らえて、私が代わって謝ります。 またニコラ・サルコジ
がスペインのサバテロ首相との間のあることで、またまた失礼があったの
で、私が代わりに謝ります、と言ったのだ。
セゴレーヌ・ロワイヤルの政敵は、とにかくサルコジだ。
それでもセゴレーヌに代わって社会党第一書記になった、マルチーヌ・オ
ブレイはセゴレーヌを援護している。