2009年、ソシエテ・ジェネラルのトーレダーが天文学的な損失を出したことが
事件になったが、それでもこうした人種の話題が続いた。
タックス・ヘブンに金を持って行くとか、そうした話題がメディアに良く載っていた。
ここにきて経済財務大臣のクリスチーヌ・ラガルドが言い出したのは、2010年は、
トレーダーのボーナスの50%を税金で取り上げてしまう、と言うものだ。
その額3億6000万ユーロだというから恐ろしい。 そして9,000万ユーロ
は国家予算に組み込まれる、と言う。
しかしさらに経済財務大臣は、トレーダーたちが税金から逃れようと逃げ出すこと
はないだろう、と言う。
たとえばロンドンに行ったとしても、イギリスとフランスのこうしたことに対するシス
テムは同じだから、と言うのだが、結局逃れようがないだろう、と言うことだ。
それにしても日本のトレーダー達の収入がどれくらいあるのかよくわからないが
フランスと言うところもすごい金額を得ている人たちがいるものだと思う。