相変わらず三面記事を続けてますが、Henri Proglio アンリ・プログリオ 別に特によく聞く
名前ではないけれど、最近EDF(フランス電力公社)の社長に就任したのだが、この人はその
前は ヴェオリアの社長をしていた。 ヴェオリアと言えば環境会社、水資源を売ること、世界
で公共交通機関を走らせている会社だが、EDFに移るにあたってその年の残りの給与、45万
ユーロを受け取り、さらにEDFの給料160万ユーロを受け取ることになった。 合計205万ユ
ーロ、日本円で2億8千万円くらいだが、はてさてマスコミや政界がこれに噛み付いた。
今フランスではトレーダーたちの驚異的報酬に半分は税金を掛ける、とか、労働時間を増やす
とか、とにかく賃金の問題、労働時間の問題が喧しい。 ということで、アンリ・プログリオ氏は
今社長をしているEDFの給料だけを受け取ることにした、と言う話だ。
経済相クリスチーヌ・ラガルドは、EDFの社長がヴェオリア当時の給料より多いということは
ありえない。 市場状況、競争相手、そして時代jは変わりつつあるのだから、と言っている。