夢のところの e にアクサンがつけられないのは iPhone で入力しているからだが、この標語は 2024年のオリンピックに立候補しているバリの標語だ。
日本語に直すと 「 夢の力 」
エレガンスがモットーのフランスにしてはダサい。
2005年のオリンピッ招致戦の時、ロンドンに負けてしまって、フランス全体が意気消沈したことを覚えている。
そして今度こそ、と思っているようだ。
今年の9月に選考が行われるわけだが、この六月、パリではオリンピックを絶対誘致するべく、セーヌ河の畔に、100m 走のコースの真似事まで造ってしまって、アニー・イダルゴ市長が各所に出掛けて盛り上げようと躍起だ。
このごろ連日30度を越す毎日の昨日、パリ市内定期観光用ではないが、オープンデッキバスが、なんとアレクサンドル三世橋の橋げたの自動車用側道を通り抜けて、上部が橋にぶつかって、三名が軽い怪我、一人が重体、とフランスの各メディアが伝えている。
オープンデッキだから屋根も窓もないバスだから、上に乗っていた人たちは一斉にアタマを下げたのだろうけど、その恐怖が想像できる。
誰が見てもあの橋げたの下を、背の高いバスが通り抜けよう、なんて無理に決まってるのだが。
実はのこ記事を読んで、フランスならあり得るかな、と思うのだ。
真面目 不真面目 に運転をしているとかではなくて、不注意 と言う点だ。
つまり自分が今何を運転しているのか忘れてしまっていたのではないか、何となくフランスでは起こりうる話しだ、と思うのだ。