ヤンゴンの友人と昨日また話をしたが、ミャンマーと言う国は仏教国である、と言うことは厳然たる事実だが、イスラム教と言うのはどれくらい入っているのか、と言うことを問いかけたところ、彼の事務所や住まいはヤンゴン市内の中心部にあるが、例えば事務所の前を南北にクルマが相互通行できるくらいの太さの通りがあるが、この通りの間にモスクがあると言う。
モスクと言っても、立派なミナレットを構えているわけではない。 しかし、1日5回のアザーンの声は聞こえてくるという。
ではそこだけにモスクがあるのか、と質問をしたら、いえ、どの通りにも必ず一か所のモスクがあるのです、と言うのには本当に驚いた。
ならば人口比で、仏教徒が70%だとしたら、その次は何かと言うと、イスラム教なのだそうだ。 でその次はキリスト教で、その次はヒンズー教など諸々だ、とのことだ。
このようにミャンマーにはどの町にもモスクがあるとのことだが、バガンからクルマで1時間ほど行った町にはモスクは全く無いのだそうで、そこは住民がイスラム教を絶対入れない、と決めているとのことだ。 裏を返すと、どの町もやはりイスラム教のモスクがある、と言うことになる。