18世紀には ゴネスのパン と言う言葉があったようだ。
ゴネスは パリから30km 北に上がったところで、航空博が開催されたりする ル・ブールジェ空港 と シャルルドゴール空港の 間にあるような場所だ。
13世紀ころから小麦の産地で、パリのような消費地向けに生産されていた。
ここで取れた小麦がパリへ荷馬車で輸送され、パリのセーヌ川に掛かる水車やパリを囲む丘の風車で挽かれ、小麦粉となりパンになっていった。
今ではいわゆる 郊外 バンリュー と言われるどちらかというと高級住宅地ではないほうの町であり村だ。
ゴネスがもう一つ有名になったことがある。
2000年7月25日に超音速機コンコルドがシャルドゴール空港を飛び立って直ぐ、エンジンから火炎が噴出し、左旋回してル・ブールジェ空港へ緊急着陸を試みたが、そのまま墜落してしまった。
その場所がゴネスだ。
ゴネスにあるホテルの別館のレストランに落ちてしまった。