7月17日のフィガロから。
BACを通れば晴れて大学に入学できるのですが、さてフランスでは授業料は無料ですが、大学登録料(いわば入学金)は払わなければなりません。
それが上がったと言って騒いでいるのですが、学部段階では162ユーロ(2005年に比べて6ユーロ、博士課程段階で211ユーロ(2005年に比べて12ユーロ上がる、ということです。
一般日本人はこれまた唖然とする話ではりませんせんか。 162ユーロと言えば日本円で25,000円くらい。 いくらフランスと言う国のシステムが違うと言っても、これだけで、大学に入れるのですから本当に唖然とします。 この他にも保険料や大学食堂の値段もあがるというのですが、私もクルスという大学のいわば生協のような団体が運営する大学食堂に通ったのですが、そのボリュームと質にはとても日本の大学内食堂では歯が立ちません。 やはりこんなところまで食事に関しては恵まれているのです。
ところがさらに驚くことは、奨学生が約500,000万人いて、その内の25%が登録料を払っていない、というのですから、フランスの学生はどこまでずうずうしいのでしょう。