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2026年 03月 13日
3月になるとあちらこちらで花が咲き始めます。
かつて、この地域では「桜」は4月の入学式の頃に見頃と言われていましたが、今はもう少し早くなっているようです。 日本人は、初物が好きで、「桜」も3月にみられる桜が増えています。 テレビでもよくみられるようになってきましたが、河津桜は3月の初めから中旬に見頃を迎えます。 ソメイヨシノに比べるとピンクの色が濃いので、まだ花の少ない時期には映えます。 3月12日に徳川園に行きました。 河津桜がほぼ満開で、その隣にはミモザが黄色い花をつけていました。ミモザはオーストラリア原産だそうですが、18世紀にヨーロッパにもたらされ、フランスではコートダジュールをはじめとする地中海沿岸地域でよくみられます。菜の花とは違って高いところに咲く黄色い花が印象的です。ミモザといっても俗称で正式には「フサアカシア」というのだそうです。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() #
by georges2412
| 2026-03-13 08:42
| 日本の話題
2026年 03月 07日
1850年に発表されたデュマ Alexandre Dumas の小説に『黒いチューリップ』La Tulipe noire があります。もっともデュマの多作品にはデュマとマケ Auguste Maquet の合作といってもいいものもあり、この作品もそれに相当するようです。Wikipédia のフランス版でははっきりとデュマとマケとのコラボと記されています。
半世紀ほど前に翻訳で読んで面白かった記憶があり、最近図書館で借りて再読してみました。中央公論社刊「世界の文学」のシリーズの中の1冊でユゴーの『氷島奇談』と合わせて掲載されています。1964年に出たものです。 フランスの国立図書館の出しているサイト Gallica で検索したところ、1850年のものが見つかりました。初版です。ダウンロードもできます。作者はもちろんデュマの名前になっています。 冒頭のページです。挿絵は小説の最後の場面、黒いチューリップを前にした主人公ファン・バールCornelius van Baerle の恋人ローザ Rosa と黒いチューリップを盗んだボクステル Boxtel、そしてウィレム公 Guillaume d'Orange のものと思われます。 ![]() このチューリップの持つ不思議な魔力を持つ世界と、オランダで1672年に発生した事件をもとに書かれたのがこの『黒いチューリップ』です。 冒頭から読者を一気に引き込むような文体で書かれています。 Le 20 août 1672, la ville de la Haye, si vivante, si blanche, si coquette que l'on dirait que tous les jours sont des dimanches, la ville de la Haye, avec son parc ombreux, avec ses grands arbres inclinés sur les maisons gothiques, avec les larges miroirs de ses canaux dans lesquels se reflètent ses cloches aux coupoles fresques orientales, --- la ville de la Haye, --- la capitale des sept provinces unies, gonflait toutes ses artères d'un flot noir et rouge de citoyens pressés, haletants inquiets, --- lesquels couraient, le couteau à la ceinture, le mousquet sur l'épaule ou le bâton à la main, --- vers le Buytenhoff, formidable prison dont on montre encore aujourd'hui les fenêtres grillées et où, depuis l'accusation d'assasinat portée contre lui par le chirurgien Tyckelaer, languissait Corneille de Witt, frère de l'ex-grand pensionnaire de Hollande. 1682年、ハーグの町は、活気あり、清潔で、小ぎれいで、さながら毎日が日曜日のようであった。またこのハーグの町には、こんもりした樹木のある公園あり、ゴシック式の家々の上に枝をさしのべている大木あり、大きな鏡のような運河あり、その上に、ほとんど東洋風ともいえるような丸屋根の鐘楼がその影をうつしている。ー 七州連合の首都であるハーグの町は、その目抜きの通りという通りには、黒や赤の服をきた市民たちの波が、押し合いへし合い、息を切らし、不安げな面持ちで右往左往していた。ーー腰に剣を帯びる者あり、肩に火縄銃を背負う者あり、あるいはまた、手に棍棒をにぎる者もあり、みなボイテンホフの館をめざして走りよって行くのだった。この館は、今日でもまだ鉄格子のはまった姿が見えている恐ろしい牢獄で、そこには外科医のティケラールによって暗殺事件が告発されて以来、オランダの前宰相の兄であるコルネリウス・デ・ウィットが呻吟しているのだった。(松下和則訳) フランス語の原文を声に出して読んでみるとそのリズムを感じ撮ることができます。si を3回か繰り返し、avec を3回繰り返し、その度ごとに後に続く描写が長くなります。街の描写がすむと人々の姿が描かれます。しかも革命期で人々は武器を持っています。そして彼らの向かうところは牢獄です。そして最後に登場人物と関係の深い人物の名前が出てきます。 チューリップといえば華やかな色彩の花を想像します。以前撮ったものです。 ![]() ![]() 「黒いチューリップ」の話題は第6章に出てきます。ハーレムのチューリップ園芸協会が、「黒い色をしたシミの無い大輪のチューリップの発見」に対して賞金を出すということからこの物語が動き始めます。 Ce fut vers cette époque que la société tulipier de Harlem proposa un prix pour la découverte, nous n'osons pas dire pour la fabrication de la grande tulipe noire et sans tâche, problème non résolu et regardé comme insoluble, si l'on considère qu'à cette époque l'espèce n'existait pas même à l'état de bistre dans la nature. (p.14) さて、このころ、ハーレムのチューリップ園芸協会が、黒色でしみのない大輪のチューリップの発見(あえてその製作とは言わないが)に対して、賞金を出すことを提案した。この時代にあっては、こういう品種は、自然界には黒ずんだ褐色の状態のものでさえも存在しなかったことを考えるならば、この問題は、解決されない、むしろ解決不能の問題であるように思われていたからである。(p.418) 物語は黒いチューリップを見つけるために研究を進める若者と、その成果を横取りしようとする男、そして若者を助ける娘 Rosa を中心に進んでいきます。『三銃士』や『モンテ・クリスト伯』と似たデュマの世界がここでも繰り広げられます。 MH
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by georges2412
| 2026-03-07 08:34
| 海外の話題 フランスの話題 旅行の話
2026年 03月 04日
タンポポというと日本では早春に咲く黄色い花のイメージが強いのですが、どうもフランスでは違うようです。
下の写真は茶屋ヶ坂公園で2026年3月2日に撮ったものです。
![]() ![]() Nous avons mangé une salade de pissenlits.「タンポポのサラダを食べた。」 というものが最初に出てきます。同じ辞書の挿絵でも「タンポポ」は野菜の中にあります。そこに描かれているタンポポには花はなく、葉っぱだけです。 ![]() ![]() #
by georges2412
| 2026-03-04 07:50
| 海外の話題 フランスの話題 旅行の話
2026年 03月 03日
早春の花といえばスイセンもあります。
群生しているものも一本だけ咲いているものも、どちらも可憐な花です。 写真は2019年2月に団地内の花壇で写したものです。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ご存知の方も多いと思いますが、この花はギリシャ神話のナルキッソス(フランス語では Narcisse )にちなんだ花です。ナルキッソスは稀に見る美男子です。女神のエーコー Écho が彼に恋をするのですが、彼女は自分から声を発することができず、相手の声を繰り返すことしかできないため見向きもされません。そのため、恋焦がれて声だけになってしまいます。これが「エコー」écho の語源です。 このことから、ナルキッソスは水に映った自分の姿だけしか愛することができなくなってしまいました。それが常に下を向く所以です。 フランス語では、神話の人物の場合は Narcisse、花の場合は narcisse となります。発音は「ナルシス」です。日本語で「ナルシスト」ということがありますが、この意味でもフランス語では narcisse を使います。英語では narcisist 「ナルシシスト」です。ブログで書くために調べる前は「ナルシスト」という語が英語にあると思っていましたが、「ナルシスト」という語は英語でもなくフランス語でもありません。オランダ語が narcist らしいのですが、わざわざオランダ語を借用するということは考えにくいことです。日本語の発音で「シ」が二度重なると発音しにくいので一つが消えてしまったのではないかと思います。日本の辞書では「ナルシシスト」とは別に「ナルシスト」も見出しとして掲載されています。 「自己愛の強いこと」はフランス語では narcissisme です。 おまけ MH #
by georges2412
| 2026-03-03 06:51
| 日本の話題
2026年 03月 01日
花の写真を撮り出してから気がついたことですが、見ただけではサザンカとツバキの区別があまりつきません。晩秋から冬にかけて咲くのがサザンカ、初春に咲くのがツバキ、花が散るときに一枚一枚散っていくのがサザンカ、花ごとバッサリと落ちるのがツバキということがわかってきました。下の写真はサザンカです。2025年の3月1日にナゴヤドームの南側で撮ったものです。下に木の名前が書かれているのでサザンカです。ここのサザンカは少し遅く咲きます。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() サザンカとツバキはフランス語ではどういうのか、辞書で調べてみました。学名ではサザンカが camellia sasanqua、ツバキが camellia japonica でどちらも「カメリア」だということがわかりました。さらに調べてみると camellia sinensis というものも見つかりました。これは「茶の木」のことです。 それぞれフランス語ではサザンカは camélia d’automne 、ツバキは camélia du Japon となります。 フランス語ではcamellia と camélia の綴りが存在します。『椿姫』La Dame aux camélias (1848年、戯曲版は1852年)を書いたアレクサンドル・デュマ Alexandre Dumas (fils)(『三銃士』を書いたアレクサンドル・デュマの息子)が camélia という表記を使い始め、定着したそうです。ヴェルディのオペラの『椿姫』(1853年)はデュマの小説をもとにしていますが、オリジナルタイトルは『堕落した女(直訳は「道を踏み外した女」)』を意味する La traviata ですが、日本では小説のタイトルの方が知られています。 サザンカのフランス語 camélia d'automne とあれば秋から咲き始める花ということがよくわかります。 ツバキの花は19世紀前半の時代からヨーロッパで大人気になったそうです。 MH #
by georges2412
| 2026-03-01 15:05
| 日本の話題
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