パリに入る方法はこの他に、パリ交通公団 RATP のバスがオペラ座の横のスクリーブ通りまで直通で走っているし、高速鉄道 RER が北駅に入っている。
しかしこれらでホテル・アルヴェイのあるポルト・マイヨまで行くのには不便だ。 殊に大きなスーツケースを持っているなら猶更だ。
もちろんオペラ座や北駅からタクシーに乗る方法もあるが。
ホテル・アルヴェイの前の通りは一方通行で、パリらしく両脇に車がいつも隙間なく駐車している。 その通りの名前はデバルカデール通りと言う。
ポルト・マイヨの広場は大きなカルフールをなしていて、凱旋門からポルト・マイヨまで続く、グラン・タルメの大通りが、ポルト・マイヨに差し掛かるとすぐ右折すると
ブールヴァール・ペレールに入る。
ペレールと言うのは19世紀に活躍した鉄道王だ。
この人の話はまたいずれ書いてみたい。
この右角はレストランが4軒並んでいる。両端の2軒は、この25年間一度も店を直すこともなく、ずーっと営々と繁盛しながら店を維持している。
向かってグラン・タルメとの角の店は、朝はカフェになり、昼からはレストランだ。すぐ前にメトロの入り口もあるので、この店は地の利を得ている。