Edward Phillips は現フランス首相だが、昨日から彼の内閣は フィリップ II と呼ばれている。
首相就任後すぐ組閣したが、一昨日に至って、何と四人の閣僚が辞任した。マクロンに貢献度高い、ポー市長 フランソワ・バイルーもだ。
そのわけはバイルーの政党 MoDem がEUの資金を自分の党に入れる、と言う ズル をしたからだ。
それをまたあの カナール・アンシェネ にすっぱ抜かれた。
FNのマリーヌ・ル・ペンなどは既にそんなことは堂々とやっていて、フランスの金をEUから取り戻しただけよ なんて言ってしれっとしている。
ル・ペンに比べれば、辞任した三人はまだ正直でまともな方だ。
つまりこの フィリップ II と言う綽名は 2回目の組閣だからだ。
フィリップ II と言えば 12世紀の終わりにフランス王になった、フィリップ・オーギュスト になぞらえてマスコミが付けたわけだ。
このフィリップは「尊厳王」と言われたくらいで、フランス歴代の王様では行った施政で一番評価が高い。
イングランドからフランス南部の土地を取り戻したとか、まさに尊厳王なのだ。
ローマの初代皇帝はアウグストスだ。 アウグストスとは尊厳のことだから、尊厳王と言うのだが、それから オーギュスト の名前を取っている。
果たしてそのような政治が行われていくのか、名前から揶揄しただけに終わるのか。