現在の航空券は、LCCを含め運賃は複雑に作られている。
基本は、今この時点では取れますので、これで行けますが日が変わり、席が混んでこれば料金は変わります、と言うものだ。
つまり今の航空運賃は、AIを使って席が混んでくれば高くなるようにセットしている。
ということで、一つ昔の話のように、この時期・時点は安い、と言うことではもうなくなってしまった。
しかし正月、GW、お盆 の時期は高い運賃クラスしか取れないようにセットしてある。
一方、航空保険料については、湾岸戦争以降、原油価格 高騰のあおりで燃油サーチャージ が設定されたが、それと同時に、飛行機の
事故事件に対して航空保険も別途設定された。
記憶では、 2001年から始まっていると思う。
こうしたことを考えるのはいつもアメリカで、マイレージで無料航空券がもらえるようにするとか、航空会社はエージェントにコミッションを払わないようにするとか、 燃油サーチャージを徴収するだとか、空港税を航空券切込みにする、などなど、 とにかく悪い規則はすべてアメリカからやってくる。
しかし、航空機業界については、製造も運用も、アメリカから始まっているので、圧倒的にアメリカが強く、したがって発言権があり、世界がそれに従っているのだが、
「悪い文化もすべてアメリカからやってくる」、と私は思っている。