France Blue や France Inter を聴いているが、フランスのラジオ局の番組はフランスの曲とそのほかの国の曲(アメリカの曲が多いが)を交互に流しているが、去年からしばしば流れる曲に、Si t'etais la (PCにアクサンがインストールしていない) がよく聴こえてくる。
ピアノの弾き語りの曲だが、実にきれいな曲だ。
フランスの歌手は作詞作曲をすることがほとんどだ。
この曲を歌っているのは ルアンヌ と言う女性だ。
生まれはフランスの北部 パ・ド・カレーと言うことだ。 写真を見るとそんな感じがする。
フランスらしく「接ぎ木家族」、複合家族と言うか、そんな家庭に育っている。
フランスは夫婦が離婚すると、そのあとまたどちらかが再婚する、そうすると家族がどんどん増えていく。
かといって大家族で皆が一緒に暮らすことはない。
私がフランスで暮らした40年前にはすでにそういう社会だった。
彼女の本名は Anne で、お姉さんが Louise と言うので、それを組み合わせて Louane と言う名にしたと書いてあった。
フランスのポップスに興味のある人には日本ではすでにかなり有名になっているが、これを読んでいる人は一度聞いてみることをお勧めしたい。
ネットの中でのこの曲のビデオクリップが日本を題材にしていて、日本のアニメを模した日本の情景が描かれている。
これはクレルモン・フェランに本社がある舞台装置映像制作会社が作ったものだ。
おそらく日本人が関わっていると思われるが、映像タッチはフランス人によるものだとわかる。