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2006年 08月 11日
モネのロンドンの絵のシリーズでも特に有名なこの絵は陽の光と霧の中に浮かんでいるような英国議事堂だが、現代の科学者たちに言わせると、ヴィクトリア朝の時代の霧の中の色がまさにその時代の記憶のように、私たちにその時代の”空気”まで教えてくれている、というのです。
8月11日 ル・フィガロ から 「19世紀末の自然環境汚染を、この絵の中に見ることができる」と科学者たちが口をそろえていっている。 「いわゆる ”フォグ” の姿が見えているのだが、クロード・モネといえば印象派の筆頭とも言える画家で、その作品は2,000枚。 1899年の秋と、1900年の2月から4月に掛けて、ウオータールーやチャリングクロスの橋を滞在先のサヴォイホテルの窓から描いた、ロンドンシリーズと言われるものがある。 この英国国会議事堂はテームズ河対岸のサン・トーマス病院からのものが、「モネは1903年までジヴェルニーのアトリエで絵を描いていたが、これとてもアトリエで描いた形跡がある。」とオルセー美術館の研究員の言葉だ。 光はモネの風景の個人的ないわば原型とも言える物で、特に霧のロンドンはそれこそまさにモネの”標的”と言えるのではないか。 特にこの時代は”フォッグ”が今よりもっと深刻jで、この絵はまさにヴィクトリア朝時代の歴史を表わしているのではないか、と環境問題の専門家もそう述べている。 色の分析や光のハレーションがその時代の大気の中の粒子まで教えている、と。 モネはサン・トーマス病院の管理棟のテラスから描いたが(すでに倒壊している)テームズ河の岸から11,5メートルの位置で描いているという。
by georges2412
| 2006-08-11 21:09
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