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2007年 09月 05日
「 モンラッシェ、詩人のワイン 」
Frédéric Durand-Bazin. Publié le 04 septembre 2007 Le Figaro ( ブルゴーニュ・シャルドネの雄、ピュリニー・モンラッシェ。 世界でもっとも美味しい白ワインと 思うのは私だけだろうか ) 数多くのタイトルに、ル・モンラッシェは事実例外のワインだ。 ボーヌから南へ10km足らず、コート・ドールには二つの有名なブドウ畑、ササーニュ・モンラッシェとピュリニー・モンラッシェの村がやや気後れしたような一つの小さな丘にせり出している。 しかしながらその景色の裏側はブルゴーニュのもっとも偉大な大地である。「 その名は la colline de Montrachet (le mont chauve).モンラッシェの丘。 その特徴は世界でもっとも偉大なワインを生産」 フランス駐在アメリカ大使だったトーマス・ジェファーソンがこのネクター(神の水)を見つけたとき躊躇無く投げつけた言葉だ。 数多くのタイトルに、ル・モンラッシェは事実例外のワインだ。 もし、メジエールのシトー派修道院が « mont Rachaz ou Montrachaz » で最初の葡萄受け取ったときの13世紀にモンラッシェの歴史が遡るとしても、その飛躍はなによりも19世紀になってからなのだ。 数多くの偉大な詩人や作家達がそれに対して賞賛の声を上げたのがその理由だ。 アレクサンドル・デュマのイメージでは<膝が飲まれ、頭が飲まれ> で、 スタンダールは、しっかり乾いてしっかり醜いこの小山がこんな偉大なワインを作ろうとは、と驚いた。 « しかしこの時代にはルモンラッシェはまだ今の姿にまでは届いていなかった、とブルゴーニュソムリエ協会長ジャンークロード・ヴァルランは語る。 その名前は今日のシュバりエ、バタール そしてクロワ・モンラッシェを含む大きく広いものだった ». このシンプルな名前を使用許可され グラン・モンラッシェ と呼ばれるようになるには1921のボーヌ裁判所の判決をまたなければならなかった。 ル・モンラッシェはなんといっても価値あるワインである。 その値段を超えてむしろ神話をはぐくむほどの希少さというものがある。 想像されると良いが、生産規模は8ヘクタール (7 hectares, 99 ares et 80 centiares ).足らず。 1999年のような良い年でも356ヘクトリットルで、かろうじて47,000本の生産高である。 世界からの需要を満足させるためには少なすぎるのだ。 殊にこのワインを特徴付けているのはこの名前にたくさんの人物がいることだ。 モンラッシェは18人以上の所有者と26の生産者がいる。 もっとも重要なオーナーはラギッシュファミリー(ボーヌのネゴシアン ジョセフ・ドルーアンが任されている2へクタールも含むが)と、ドメーヌ・ドラ・ロマネ・コンチである。 そして たくさんのブドウ栽培業者はこの神の酒を造る権利を得るために地獄に落ちることになったのだ。 « 2あるいは3ピース(ピースは225リットルの樽を意味している)の契約を得るのに成功した。 それはもう世の何とごとにも替えがたい », とオリビエ・ルフレーブ、有名なピュリニーモンラッシェのネゴシアンのオーナーは語る。 土地の値段も神話の次元だ。 « 1993年にさかのぼる最近の史上で、クrディ・フォンシエ、シャt-・ド・ピュリニーnオーナーは1キュベ(438m2)に3,500,000フランと投じた、とジャンークロード・ヴァルランは思い出す。 そしてモ-リス・ジロー、現シャトー・ド・ポマールのオーナーは同じ広さの土地を1,000,000ユーロで譲ろうとしているとぶつぶつつぶやいていた。 実にユニークなワイン。 考えられる以上にモンラッシェのデギュスタシオンの時は常に運の良い愛好家のためのユニークな時間だ。 このワインは偉大な繊細さと比類なきエレガンスをもち蜂蜜のアロマと広く絹のような口当たり、信じられないような濃い有機物に恵まれている。 « 逆説的に言えば、ル・モンラッシェはタンニンの強いワインだ。 定義からすると白ワインはタンニンを含まないのだが », ドメーヌ・ジャック・プリウールのナディーヌ・グブランはいたずらっぽく笑いながら言う。 と同時に豊かさや並ぶもののないアロマの複雑さを持つワイン、つまりそれは2005年のドメーヌ・コント・ラフォンのル・モンラッシェだが、 « 私は偉大な父親、ジュール・ラフォンの後を継ぐ機会を得ているわけだ。 彼はいつもすばらしいものの愛好家だった、と現在一族所有の管財人であるドミニク・ラフォンは説明する。 彼は一番すばらし呼称を持つ中での優れた土地を選ぶことに努めた。 モンラッシェの小区画の選択はルールどおりの例外の無いものだった。 ». 純粋主義者たちはモンラッシェの2タイプの判別に行き着こうとする。 それらはシャサーニューモンラッシェ(一例はドメーヌ・ラフォンのそれだが)の区画にそれがあり、もう一つのそれはピュリニーーモンラッシェ(マゾン・ブシャール・エ・フィス、あるいはメゾン・書セル・ドルーアン)がよりエレガントさを持ちえている。 投資家にとってはすべてのドメーヌが同じ魅力を持っているわけではない。 例えばドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンチだとか、ドメーヌ・ラフォン、あるいはドメーヌ・ルフレーヴは特別に投機的な様相をしめすし、購買所では非常によく比べ調べられる。 愛好家達はあまりよく検索されていないドメーヌの方に気持ちが動く。 というのは品質はいつも約束事になってしまているからだ。 « すべてのぶどう栽培者は自分の足元には金が落ちていると信じ込んでいる。 とマルタン・プリウールは言う、というのはつまりだれもがその人の土地からぶ葡萄から一番良いものを引き出す努力をしているからだ ». もっとも幸福な呼称を売るためにだが。
by georges2412
| 2007-09-05 21:09
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