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2024年 02月 13日
日本では入学試験のシーズンですが、フランスでは9月が新学期となるため6月が試験のシーズンです。
試験のことはフランス語では examen です。 日本語では「試験にパスする」という言い方をよくしますが、フランス語で passer un examen というと、「試験を受ける」という意味でしかありません。 「試験に合格する」という場合は、réussir à un examen というように réussir à という前置詞を伴う他動詞(間接他動詞)を使う必要があります。 réussir は前置詞を伴わない他動詞(直接他動詞)の用法もあります。この場合は「うまくやり遂げる」という意味になります。 また、自動詞の用法もあります。その場合は「成功する」という意味です。 辞書を調べる場合、動詞については「自動詞」、「他動詞」の区別を、そして「他動詞」の場合は「直接他動詞」か「間接他動詞」かを区別してみてください。 写真の中央の大きな扉は Lycée des Francs Bourgeois の入口です。パリにある中高一貫教育の私立学校だそうです。フランスでは学校を見つけるのはなかなか大変です。(2012年撮影) 2023年2月からこのサイトで記事を書き始めました。お読みいただきありがとうございます。 MH
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by georges2412
| 2024-02-13 08:17
| 海外の話題 フランスの話題 旅行の話
2024年 02月 10日
フランス語で「頭」を表す言葉は tête です。フランス語の多くの単語は語源を遡るとラテン語に辿りつきます。
ラテン語では「頭」のことは caput です。 tête の語源を遡るとラテン語の testa です。この単語の意味は「焼いた土のもの」(Petit Robertで調べると objet de terre cuite と書かれていました)。この単語が時代の流れの中で冗談半分に「頭蓋骨」crâne の意味で使われるようになり、本来使われていた caput に取って代わられたということです。 caput の方は、この言葉からいろいろな言葉が生まれてきます。「コック長」の意味で日本語にもなってきてシェフ chef もその一つです。これは英語になると「チーフ」chief になります。 capitaine (英語になるとcaptainとなります)、chapitre(英語ではchapter)なども同じ語源です。 testa からは「陶器でできた壺」という意味から錬金術で「金を試験するための壺」の意味から英語の test という単語が派生します。 「テスト」が「頭」を使うわけです。 MH
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by georges2412
| 2024-02-10 08:39
| 海外の話題 フランスの話題 旅行の話
2024年 02月 08日
学生時代、ちょくちょく講義を「サボ」ったことがありました。昔の大学生にとっては「サボる」ことは日常茶飯事でした。最近の大学は出席管理が厳しくなり、「サボる」ことはずいぶん減ってきているようです。
この「サボ」ですが、ご存知の方も多いと思いますが、元々はフランスの「木靴」のことです。オランダでは klomp、英語では crog です。フランス語としては12世紀頃から使われていたようです。 「サボ」は木をくり抜いて作られる履き物で、昔から広く使われていました。素朴なものから装飾を伴う高級品まで様々にあるということです。この分類でいくと、日本の旅館の庭などにある木でできたサンダルも「サボ」の一種ということになるのでしょうか。 講義を「サボる」という場合の語源は、この sabot から直接きたわけではありません。この言葉から派生した名詞 sabotage になります。 sabotage は動詞 saboter から出てきた単語です。saboter は「サボを履いて音を立てる」という意味がもともとありました。 19世紀になり、「仕事を怠ける、適当に処理する」という意味で使われるようになりました。19世紀末になると「工場の機械を壊す」など、さらに意味が拡大していきました。sabotage はこの動詞からできた名詞になります。 日本語の「サボる」はフランス語の sabotage の冒頭の「サボ」を動詞化したものと言えます。 MH
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by georges2412
| 2024-02-08 08:48
| 海外の話題 フランスの話題 旅行の話
2024年 02月 06日
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by georges2412
| 2024-02-06 14:06
| 日本の話題
2024年 02月 06日
Astrid et Raphaëlle を見ていると会話のテンポが速くてなかなかついていけませんな。ただ、いくつかの表現はよく出てくるので耳に残ります。そんな表現の中に J'arrive と On y va があります。前者は携帯で連絡を受けて「今、行きます」という表現の時、後者は、捜査の方針が定まって「さあ、行くぞ」という時に使われています。
辞書でこの意味を探すのはかなり手間がかかります。たくさんある用例の中から細かく見ていくと出てきます。 会話表現としては当たり前なのですが、実はこのなんでもない会話表現は実際に使うとなると難しいものです。 例えば「行ってきます」という表現に対応するフランス語は?と聞かれても困ってしまいます。フランスで学生を研修のために語学学校に滞在させた時、先生との会話の中で、À tout à l'heure! という表現がよく出てきました。ただ、これは À ce soir! などの表現に置き換えることも可能です。先のブログで À toute! という表現が à tout à l'heure! の省略形だということを書きましたが、「じゃ、また後で!」というニュアンスとしても使えます。 「行ってらっしゃい」にも同じ表現が使えます。送り出す人も送り出される人も同じ表現を使います。送り出す側は Bonne journée! とか Bon après-midi! という言葉に置き換えることもできます。 フランス語を学び始める学生がよく「簡単な会話表現」と言いますが、実は、このような「会話表現」は日本語への対応が難しく、しかもその場その場で変化するので、ある意味、とても難しいものと言えます。 ところで、arriver という動詞の意味は、「着岸する」という意味でした。rive には「岸」という意味があります。ですから、最初は船に使われていたのですが、意味が広がって「到着する」という意味になっていきました。航空機の場合は atterrir 「着陸する」という terre に由来する語も使われています。 MH
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by georges2412
| 2024-02-06 13:38
| 海外の話題 フランスの話題 旅行の話
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